小樽市病院事業管理者 並木 昭義 病院局長/小樽市立病院 近藤 吉宏 院長
公開日時 2018/05/31 00:00
市立病院を統合地域の未来を切り開くメディカル・データ・ビジョン株式会社広報室皆川由布子超高齢社会の到来を前に、地域医療提供体制、病床機能の再編が本格化する。地域医療を守る医療機関は、生き残りを懸けて次の一手を打ち出し始めた。そこで、この連載では、病院トップへのインタビューを通じ、地域医療の課題にどのように取り組んでいるかを紹介する。地域の医療が効率的に連携し、機能分化を進めていく上で、公立病院の果たす役割は大きい。そこで第3回は、小樽市立病院を取り上げる。2つの市立病院を統合・新築して2014年12月に開院した。地域において市立病院が果たす役割は何か、周辺医療機関との機能分化をどう進めてきたのかについて、病院事業管理者の並木昭義病院局長(右)と近藤吉宏院長(左)に話を聞いた。5年かけ黒字化を...