サノフィ NBIからムコサールなど4製品を承継・販売 グローバルでの事業交換の一環
公開日時 2017/07/04 03:51
サノフィは7月3日、日本ベーリンガーインゲルハイム(NBI)が持つ気道潤滑去痰剤ムコサールなど4製品11品目の製造販売承認を7月1日付で承継し、サノフィが販売することになったと発表した。グローバルでの事業交換の一環として行われた。
今回の承継と販売移管は、2017年1月1日付けで実行されたサノフィの動物用医薬品事業とベーリンガーインゲルハイムのコンシューマー・ヘルスケア(CHC)事業との事業交換取引の一部として行われるもの。承継・移管対象品目は日本では医療用医薬品として販売されているが、グローバルでは一般用医薬品として販売されている国が多いことからCHC事業に分類され、事業交換の対象になった。
今回、日本で承継・販売移管した製品は以下の通り。
▽昇圧剤エホチール錠5mg、同注10mg
▽鎮痙剤ブスコパン錠10mg、同注20mg
▽気道粘液溶解剤ビソルボン錠4mg、同細粒2%、同注4mg、同吸入液0.2%
▽気道潤滑去痰剤ムコサール錠15mg、同ドライシロップ1.5%、同‐Lカプセル45mg