シミックHD・2017年9月期 CSO事業は6.9%減収 MR派遣ニーズ「調整局面」
公開日時 2017/11/14 03:50
シミックホールディングス(HD)が発表した2017年9月期通期決算によると、CSO事業は前年度実績と比べ6.9%の減収だった。理由は「MR派遣業務のアウトソーシングニーズが調整局面にある」ためとしている。
CSO事業はシミック・アッシュフィールドが行っている。MR派遣のほか、需要が高まっているというメディカル・アフェアーズ領域のサービス提供なども進めてきたが、売上高は68億8500万円、6.9%減、営業利益は4億1500万円、8.3%減だった。
CSO事業の18年9月期は、売上高73億円、6.0%増、営業利益4億5000万円、8.4%増の増収・営業増益を見込む。MR派遣の受注強化、新規サービスモデルの営業活動を推進するとしている。
17年9月期の事業全体の業績では、CRO、SMOの事業が牽引し、売上高は652億円8200万円、5.2%増、営業利益は38億9700万円、15.9%増。18年9月期は8.0%の増収、10.3%の営業増益を見込む。
<訂正>(2017年11月14日15時)
決算期を誤って表記していました。下線部を修正しました。