Meファルマ 糖尿病薬グリメピリド、高脂血症薬プラバスタチン、抗潰瘍薬ファモチジンのGEも販売へ
公開日時 2017/08/25 03:50
Meファルマはこのほど、高田製薬からスルホニルウレア系経口血糖降下薬グリメピリド(一般名、先発品名アマリール)の後発医薬品(以下、GE)の製造販売承認を承継すると発表した。承継は9月29日、発売開始は10月中旬を予定している。同GEは将来的に、Meファルマの親会社のMeiji Seikaファルマの生産子会社メドライク社(インド)で生産する。
承継する品目はグリメピリド錠0.5mg、1mg、3mg「タカタ」。承継後のMeファルマの販売名は、グリメピリド錠0.5mg、1mg、3mg「Me」となる。
また、Meiji Seikaファルマが8月15日付で製造販売承認を取得した▽高脂血症治療薬プラバスタチンNa錠5mg、10mg「Me」▽胃潰瘍などに用いるH2ブロッカーのファモチジンOD錠10mg、20mg「Me」――の2製品についても薬価収載後、Meファルマが販売すると発表した。これら2製品の製造販売承認も、将来的にはMeファルマに承継予定という。
Meファルマは、生活習慣病や消化器領域のGEを販売する企業。これらGEのことをMeiji Seikaファルマグループでは「エッセンシャルGE」と呼称している。製造量や販売金額などの一定の基準をクリアし、生産上のスケールメリットが出る製品を取り扱う。
MeファルマはこれまでにMeiji Seikaファルマから▽高脂血症治療薬アトルバスタチン錠5mg、10mg▽降圧剤バルサルタン錠20mg、40mg、80mg、160mg▽胃炎・胃潰瘍治療薬レバミピド錠100mg――の各GEの製造販売承認を承継することを発表している。現時点ではエッセンシャルGEとして計6製品をラインナップすることになる。