大日本住友 子どもの医薬品誤飲防止で啓発動画コンテンツを開設
公開日時 2017/01/17 03:50
大日本住友製薬はこのほど、子どもの医薬品誤飲防止の啓発を目的とした一般生活者向け動画コンテンツを開設したと発表した。乳幼児の成長期ごと(生後6か月~1歳半/1~2歳/2歳~/3歳~)に気を付けるポイントや、具体的な誤飲防止策、事故発生時の対応方法について、イラストを用いた4分弱の動画で説明。ダウンロードフリーのため、医療機関の待合室モニターなどでも活用できるとしている。スマートフォンでも視聴できる。
厚労省が公表した子どもの誤飲事故に関する調査結果では、2015年に子どもの医療用医薬品の誤飲事故の報告数がタバコを抜いて1位になった。このため同社は、啓発動画コンテンツ「赤ちゃん・子どもによる薬の誤飲を防ぐために」(http://kanja.ds-pharma.jp/life/goin/)を制作した。監修は、国立成育医療研究センター薬剤部長の石川洋一氏が務めた。
本コンテンツで、「子どもの行動力や想像力は大人の想像をはるかに超える」と注意喚起しているとおり、子どもは思いもよらないことをすることが少なくない。同社は、「この啓発活動を通じて、各家庭での医薬品の適切な管理について注意喚起することで、幼い子どもたちの安全を守る一助になりたいと考えている」としている。