花粉症 患者の4割弱、薬剤の「変更経験あり」
公開日時 2016/12/26 00:00
5年間追跡調査2回以上変更が半数超2017年花粉症シーズンが近づいてきた。日本人の4人に1人が花粉症とされるこの“国民病”は、花粉飛散量と患者数の傾向がおおよそ一致する。日本気象協会によると、17年春のスギ・ヒノキの花粉飛散量は例年に比べて、北海道は「非常に少なく」、東北と関東が「やや少なく」、そのほかの地域は例年並みか例年を上回るという。特に近畿、四国、九州は16年シーズンの飛散が少なかったことから、17年の飛散量は16年比で2倍以上になると予測しており、より注意を要する。治療の中心は第2世代抗ヒスタミン薬だが、主要製品にジェネリック(以下、GE)も登場しており、市場全体は成熟市場といえる。その中で16年11月にデスロラタジン(製品名:デザレックス)、ビラスチン(製品名:ビラノア)といった...