GSK 個人営業目標を廃止したMR新評価体系導入
公開日時 2014/11/01 00:00
顧客満足度とチャネル活用を評価指標にグラクソ・スミスクライン(GSK)は、これまでのMR評価体系を見直し、2015年から新たな評価体系を導入する。MR評価において個人の売上やシェアなどを撤廃し、コンプライアンス遵守や品位ある行動を必須条件とした上で、MRの活動量、専門的知識、スキル、マナー、医師からの顧客満足度などを総合的に評価する。医師ニーズや志向に見合ったマルチチャネルの活用もMR評価にも導入する考え。2016年からは講演料の支払いも取りやめる。同社は、自社製品への処方を誘導するための対価ではないかとの疑念を一般社会から持たれる可能性を排除するためとしている。(望月英梨)「GSKのMRはストリートファイター型でなく、非常に高い見識と専門知識を持ち、医師とのリレーションを図っている。そこに...