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ロシュD 脳内アミロイドβの蓄積状態を脳脊髄液で調べる体外診断用薬 9月1日付で保険適用、発売

公開日時 2025/09/02 04:49
ロシュ・ダイアグノスティックスは9月1日、アルツハイマー病に関連する脳内アミロイドβの蓄積状態を脳脊髄液(CSF)から調べる体外診断用医薬品について、同日付で保険適用され、発売したと発表した。アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の進行抑制が期待できる医薬品の投与開始又は中止後の再開の判定目的に使用する。

発売した体外診断用医薬品は、CSF検体でβ-アミロイド1-42(Aβ42)を測定する「エクルーシス試薬β-アミロイド1-42」と、181位リン酸化タウ蛋白(pTau)を測定する「エクルーシス試薬リン酸化タウ181」。CSF中のAβ42とpTauの比率(pTau/Aβ42比)を調べることで、脳内アミロイドβの蓄積状況把握を補助する。CSF中のpTau/Aβ42比は、アミロイドPET検査と同様に脳内アミロイドβの蓄積状態を把握できる検査として有用と考えられている。

この検査は、電気化学発光免疫測定法(ECLIA法)を測定原理とし、国内の医療機関や検査センターで広く採用されている同社のコバスシリーズの全自動免疫分析装置を用いて測定する。

ロシュDは、「今回の保険適用および発売が、アルツハイマー病の患者さんや介護者、ご家族がより明確な診断を得て、適切な治療選択への助けとなることを期待する」としている。
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