FRONTEO AI創薬支援サービスで米国進出 米コンサルと戦略パートナー契約締結
公開日時 2025/02/28 04:48
FRONTEOは2月27日、米国市場への進出に向けて、AI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory」(DDAIF)の米国特許商標庁における商標登録を完了し、米国コンサルティング企業との間で戦略パートナー契約を締結したと発表した。
DDAIFは、自社開発の特化型AI「KIBIT(キビット)」と独自の解析手法を駆使して、標的分子・適応症の探索やその裏付けとなる仮説を提供するAI創薬支援サービス。既知の文献情報から記載のない未知の関連性を発見する独自技術を用いて、疾患関連性の高い未報告の標的分子を抽出し、その根拠となる疾患メカニズムの仮説とともに提示するソリューションを提供している。
日本ではエーザイや丸石製薬などとそれぞれ進めている共創プロジェクトで活用が広がっている。同社は「日本で培った実績を基盤にAI創薬およびライフサイエンスAI事業の米国市場への展開を目指し、今後もグローバルな創薬研究の発展に貢献していく」としている。