医療界・製薬業界は「閉鎖的・専門的」
作家 今村昌弘さん
公開日時 2023/07/01 00:00
一般向けの情報発信などで“歩み寄り”に期待診療放射線技師を経て、『屍人荘の殺人』でデビューしたミステリ作家の今村昌弘さん。デビュー作『屍人荘の殺人』が映画化されるなど順風満帆だ。作家として成功を収めた今村さんの眼に、医療界・製薬業界は「閉鎖的・専門的過ぎる」と映る。とくに、テレビなどを通じたコロナ禍での情報提供が混乱を極めたことを踏まえ、「製薬企業には平時からYouTubeやTwitterなどの“ソーシャルメディア”を駆使し、一般の方が分かりやすい情報発信を心掛けて欲しい」と期待を寄せる。今村さんに、作家として見える医療界、製薬業界への印象を語ってもらった。(半田良太)〔略歴〕1985年長崎県生まれ。2008年岡山大学医学部保健衛生学科(放射線...