リアル回帰で改めて考えるデジタルMR活動
公開日時 2023/03/01 00:00
編集長沼田佳之製薬各社のMR活動はコロナ禍を経て、大きく変わってきた。デジタルとリアルのハイブリッド型の時代において、情報発信はデジタルから、MRは医師とのコミュニケーションを深めながら、医師の抱く疑問や疑念を共に共有し、解決するパートナーとしての役割がこれまで以上に高まっている。一方でMR数の減少が一段と強まる中で、各社ともMRの生産性やROIを重視した組織再編や人材育成に力を入れている。MRの担当する大学病院、大病院、中小病院・開業医などの施設概念やテリトリーの考え方もここにきて変化の兆しを見せている。ミクス編集部が行ったMR意識調査を通じ、「いまどきのMR像」を見ることができる。3年間のコロナ禍を経験し、デジタルリテラシーやデジタル人材など慣れない業務に注力する一方で、コロナの終息とと...