多職種連携会を近畿ブロック、700カ所で展開
医薬品卸が支える地域包括ケアシステム
公開日時 2022/11/01 00:00
地域ニーズに応えるプラットフォーム化へ加速近畿一円を活動基盤とする医薬品流通企業の株式会社ケーエスケー(本社:大阪市中央区)は、社内改革と社会貢献の一環として地域包括ケアシステムの構築を支援するという異色の活動で注目を集めている。その核となる多職種連携会「小さな顔の見える会」はこの9月で704グループに上り、在宅医、薬局薬剤師、訪問看護師、ケアマネジャーを中心に構成される参加メンバーは約5,600人を数える。さらに保険薬局を拠点とした健康増進活動をサポートするなど、未病段階からの介入にも注力している。産業構造が大きく変化していく中、安全かつ安定的な医薬品流通を事業の軸としつつも、地域の医療・介護者とのリレーションを深め、課題やニーズを探りながら新たな商機を模索する同社の地域医療戦略にスポット...