編集長沼田佳之ＭＲ認定センターが発表した2022年版「ＭＲ白書」によると、ＭＲ総数が前年比1738人減の５万1848人となった。ＭＲ総数は2013年の６万5752人をピークに漸減しており、当時に比べて１万4000人減った。いよいよ４万人台突入か。コロナ禍を経験する中で、ＭＲ活動そのものも大きく様変わりしている。今回、ミクス編集部が主要製薬企業に行った調査結果からは、デジタルを前提としたＭＲ活動に舵を切る企業の動きを垣間見た。ワークスペースの見直しではアジャイルに意思決定する営業体制の再構築を目指している。多様なチャネルから発せられる医薬品情報については医師の「リアクション率」としてＭＲ活動評価に位置づける企業もあった。「ＭＲ白書」では、ＭＲ活動の形態として、初めて「Webまたは電話のみで活動...