株式会社レイヤード代表取締役毛塚牧人https://layered.inc前回は薬局のＤＸ化について書きましたが、調剤薬局にとって大きな注目となっているのが2023年１月から始まるとされている電子処方箋です。政府の発表した骨太の方針2022でもデータヘルスの推進に言及しており、電子処方箋はその中心的な位置づけです。今回はそんな電子処方箋について今後の普及可能性や課題などを見ていきたいと思います。電子処方箋とは電子処方箋は厚労省が2020年に発表したデータヘルス集中改革プランのACTION2に位置づけられ、2023年１月稼働を目指しています。電子処方箋は2021年10月より本格稼働したオンライン資格確認のインフラを活用し、今まで紙でしか発行できなかった処方箋を電子的に発行し運用できる仕組みです...