タイムチャージ制
公開日時 2022/01/01 00:00
有限会社オフィス・ミヤジン医薬コンサルティング部門宮本研今月のポイント▼ビジネスパーソンの貴重な時間を、無料で消費すべきではない点について、製薬業界は曖昧な対応を続けている。▼MRと医師の双方がプロフェッショナル価値を認め合うための、新たなタイムチャージ制を構築すべきだ。▼既存ポイントや現金などから、どれをチャージすべきかを議論すると、MRと医師の望ましい関係も検証できる。無料相談室と化す医師になって20年以上、各社の担当MRから「ぜひご教示いただきたく」と依頼されて、医学知識や臨床経験を“無料で”伝えた回数は、どれほどになるだろうか?「こちらも教えて欲しいのだけど」と医師からMRにも頼めば、双方の情報をギブアンドテイクした結果、現金換算するような差益は生まれない、と...