多くの関係者の期待に応えよ!
MR認定センター 田中徳雄専務理事
公開日時 2020/10/31 00:00
MR認定要綱を「新憲法」と位置づけたい時代背景もここ数年で大きく変わった。一昔前は、3番手、4番手、5番手のような新薬も多く、MRが情報提供しても、医師や薬剤師からは、先行品との違いや効果の比較などを聞かれることが多かった。しかし、昨今は希少疾患や難病などのスペシャリティ領域を中心に革新的新薬も数多く上市されており、MRによる情報提供の中味も変わってきている。こうした情報は医師や薬剤師などの医療従事者もMRから聞くしかない。その意味でMRも適正使用に関する情報提供を行う「専門家」としての役割がこれまで以上に求められるようになってきた。MR像も変わってきたと感じる。MRの本来業務はPMSだとこれまでも言い続けてきたが、その意味で本来業務により近づいてきたということだ。研究開発もその流れになって...