サプライチェーンとバリューチェーンの両面で改革断行
アルフレッサ 代表取締役社長 福神雄介氏
公開日時 2020/09/30 00:00
カギはデジタル化の推進SP製品導入にデータ活かす時代が物凄い音を立てて形を変える中で、医薬品卸のビジネスもまた、大変革期を迎えている。「変革のカギはデジタル化の推進」と語るのはアルフレッサの福神雄介代表取締役社長だ。デジタルを基軸にサプライチェーンとバリューチェーンの両面に投資を行い、新しいビジネスの土台を構築する。顧客第一主義の視線の先には「患者中心の医療」がある。この実現を目指す。それにより医療者と患者のコミュニケーションを活発化させ、患者の満足度を高め、結果的に医薬品の売上と製薬企業の生産性向上を支援することになると福神社長は強調する。(インタビュー沼田佳之、望月英梨)―社長就任の抱負をお聞かせください。福神氏製薬産業そのものが変わっている。ものを大量に売って、大量に消費するブロックバ...