医師調査・MR意識調査のクロス分析の考察
公開日時 2020/02/29 00:00
MR意識調査2020年版編集長沼田佳之ミクス編集部は2月号で医師調査、3月号でMR意識調査をそれぞれ行った。この2つの調査を通じ、医療用医薬品をめぐる情報提供やMRのあり方を探る目的で活用させて頂いている。今年の特徴といえば、厚労省の「販売情報提供活動ガイドライン(GL)」に対する医師とMRの受け止め方のギャップだろう。医師はMRの委縮に違和感を覚え、MRもまた医師との会話に神経を尖らせている。もう一つは、近年のMR数削減で、開業医へのMR訪問が減り、その一方でWeb情報へのアクセス機会が増えている。ただし、その満足度は?という点だ。MRに不満は無いが「何か物足りない」――。2月号の医師調査から、医師と面談するMRが何かに戸惑い、会話が弾まない、そんな様子を垣間見ることができた。一方で、これ...