エンタイビオをいかに成長させるか武田薬品工業スペシャルティビジネスユニットヘッド中村浩己氏武田薬品の主力品・エンタイビオ。全世界での2018年度の売上高は2692億円というブロックバスターに成長した。国内でも18年に上市し、ピーク時には212億円（中医協資料）の成長を見込む。上市から半年が経過し、市場浸透にアクセルを踏む。同社の強みであるＭＲ力を最大化するためにデジタルの利活用も進める。患者の生活を24時間疑似体験できるツールの活用などで、同社のミッションである患者中心の実現を加速させたい考えだ。エンタイビオをいかに国内で成長させるか。同社スペシャルティビジネスユニットの中村浩己ヘッドに話を聞いた。（望月英梨）――スペシャルティビジネスユニットについて教えてください。中村氏エンタイビオは「中...