Bodylogicalの可能性
公開日時 2018/06/30 00:00
臨床試験結果の事前予測モデルとして活用もR&Dコストを削減ドラッグラグ解消に寄与「もし私たちの生活習慣や薬剤の選択が、数時間後、数か月後、数年後に身体へ及ぼす影響をシミュレーションできたらどうだろうか?」――。そんな仮説を実現する予測モデル「Bodylogical」がこのほど開発された。このモデルは臨床試験や実臨床の事前予測を可能とし、医薬品開発に要するコストや時間を改善する。このほかにも健康増進プログラムなど自治体の施策などにも応用可能だ。日本での実用化についてPwCの堤裕次郎氏とクマール圭氏にインタビューした。――Bodylogicalの概念について説明してください。堤氏一言でいって、一人ひとりの身体とその機能(生体反応)を予測するモデルだ。ピアレビューを完了したメディカル論文を...