MRの新たな可能性を探る
公開日時 2017/07/31 00:00
畑中ファーマ・コンサルティング畑中和義最近、MR不要論があると聞く。なぜ不要なのだろうか。医薬品の適正使用には、MRと医療者のFacetoFaceコミュニケーションが必要不可欠だ。製薬企業は、MRのFacetoFaceによるコミュニケーションシステムを作り上げてきた。いまも将来も、いち早く一人でも多くの医療者や患者に情報が届けられ、医薬品が正しく使用されるためにこのシステムは必要だ。MR不要論は、製薬企業のあり方、MR活動のあり方に対する社会からの問題提起だ。社会はMRに新しく生まれ変われと要求している。しかもMRが多くの規制や自主基準の前に立ちすくみ、思考停止におちいっているように見える。MRはどのように生まれ変わるべきか。本連載の第2回は、企業目線を離れ、「患者中心の医療」の視点でMRの...