新薬の情報活動やりきる安全性をより厚く長期収載品の移管顧客ニーズとビジネス両面から決断武田薬品工業株式会社ジャパンファーマビジネスユニットプレジデント岩﨑真人氏武田薬品は2016年４月、日本でジェネリック（GE）世界最大手のテバ社と合弁会社を発足させ、降圧剤ブロプレスなど長期収載品約30製品を合弁会社子会社の「武田テバ薬品」に移管させた。地域包括ケアシステムといった医療環境の激変に対応するため、15年からＭＲのあり方の再定義も行っている。国内事業の再構築を加速させているなか、武田薬品で国内事業トップを務める岩﨑真人氏に４月12日、東京本社で話を聞いた。（聞き手・編集：神尾裕）顧客が求める“リーディングカンパニー”へ――新薬は武田薬品本体、主な長期収載品は武田テバ薬品で扱う決断をした背景・理由...