16年2月号連動 GLP-1受容体作動薬の情報入手状況と15年12月度処方影響力ランキング
公開日時 2016/01/31 00:00
食後の高血糖に合わせてインスリン分泌増加とグルカゴン分泌抑制をすることで血糖値を低下させるホルモン「インクレチン」の一種であるGLP-1は、体内の酵素DPP-4により短時間で分解される。DPP-4阻害薬は、その作用でインクレチンを増加させるわけだが、一方でGLP-1受容体を刺激することでその分泌を促すのがGLP-1受容体作動薬である。GLP-1受容体作動薬は単独では低血糖を起こしにくいことに加え、体重増加も避けられる利点もあるが、注射薬という点がネックで、最近ではそれを考慮した週1回製剤も新たに登場している。そこでGLP-1受容体作動薬について、製品別および情報チャネル別(MR、インターネット、研究会・講演会など)に処方影響力を見てみた。以下の関連ファイルから、GLP-1受容体作動薬5製品(...