消炎鎮痛外用薬“光線過敏症”猛暑で各製品のキーメッセージに
公開日時 2014/08/30 00:00
今夏は西日本を中心に4年連続の猛暑になったが、整形外科や一般内科を中心に広く使用されている消炎鎮痛外用薬モーラスは、夏の強い光線を浴びた際のかぶれや色素沈着といった光線過敏症の副作用が発現しやすいと報告されている。そこでこの時期の同薬も含む外用消炎鎮痛薬の処方影響力を見てみた。発売中の消炎鎮痛外用薬について直近7月の全チャネル合計の処方影響力をみると、トップがモーラステープで、次いでロキソニンテープ、ボルタレン、モーラステープL、モーラスパップ、ロキソニンゲル、ロキソニンパップだった。成分のみで考えれば、概ねモーラスVSロキソニンという構図で、各製品とも情報チャネルの中核はMRである。MRからの情報提供に関して寄せられた医師コメントをみると、7月のモーラスではいずれの剤形でも医師の2割強が光...