日調・患者調査 過半数が「処方薬の飲み残しある」 自己判断の服薬中断も
公開日時 2014/08/25 03:51
日本調剤は8月21日、全国1021人の患者を対象に行った処方薬の飲み残しについての意識調査結果を発表した。それによると、飲み残しがあると回答したのは53.9%(よくある=14.7%、たまにある=39.2%)と、過半数が経験していた。
飲み残しの理由として最も多いのが「つい忘れていまうから」の65.8%だったが、「体調回復などにより飲む必要がなくなったから」(30.0%)、「指示通りに飲まなくてもよいと思うから」(10.9%)と、自己判断による服薬中断も散見された。飲み残した場合、「保管しておく」が51.5%で、次いで「次回処方時に調整してもらう」が40.2%だった。
4月から保険薬局では、薬剤を調剤する前に患者に飲み残しについて確認することが義務付けられており、その一環で日調は7月25日~28日にインターネットで調査した。