ノバルティス ラジムロ配合錠の発売を取りやめ 配合成分アリスキレンの処方量減で
公開日時 2014/03/26 03:52
ノバルティスファーマは3月25日、24日に承認を取得した降圧配合薬のラジムロ配合錠(成分名:アリスキレン/アムロジピン)の発売を取りやめると発表した。配合成分であるアリスキレン(製品名:ラジレス)の処方量が世界的に減少傾向にあり、同配合錠についても世界的に予定処方量が未達である状況や、単剤の併用療法で代替可能なことを踏まえて総合的に判断した。
アリスキレンはレニン直接阻害薬で、グローバルでは07年に承認され、国内では09年から高血圧症の治療薬として発売されている。同社は、アリスキレンについては今後も確実に供給を継続していくとしている。