サノフィ ランタスと血糖降下薬併用でHbA1c改善 5000人規模市販後調査で
公開日時 2011/03/14 04:01
サノフィ・アベンティスは3月11日、持効型溶解インスリンアナログ製剤ランタスの市販後使用成績調査(ALOHAスタディ)の結果を発表した。それによると、経口血糖降下薬で治療しながらもHbA1cが7.5%以上の2型糖尿病患者5223人対し、ランタスを併用したところ1.43%改善した。
調査は、HbA1c7.5~12%未満、BMI値30未満の患者。07年11月~09年12月まで、ランタス投与後24週間追跡した。その結果、HbA1cを有意に改善したほか、空腹時血糖値59.71mg/dL、随時血糖値60.72mg/dL、それぞれ改善した。低血糖発現率は1%で、その重症例は0.1%(4例)だった。