富士フイルム富山化学 営業11拠点でスタート
公開日時 2018/10/09 03:50
富山化学と富士フイルムRIファーマを統合して10月1日に発足した「富士フイルム富山化学」は10月5日、営業本部体制を発表した。10支店と1事務所の11拠点で営業展開する。営業本部長には、取締役執行役員の小林弘造氏が営業部長を兼務する形で就任した。MR数は開示していない。
支店は札幌(支店長:片山拓也氏)、仙台(同:望月紀輔氏)、東京第一(同:岡部久信氏)、東京第二(同:白井宗明氏)、東京第三(同:田中千元氏)、名古屋(同:野田卓氏)、関西第一(同:関根隆行氏)、関西第二(同:樋口康行氏)、中国四国(同:井上眞澄氏)、福岡(同:高柳典正氏)。石川県金沢市に関西第二支店・北陸事務所を置く。
同社は、大正製薬ホールディングス(HD)と富士フイルムホールディングス(HD)が業務提携を解消することで、2019年4月1日以降は、大正富山医薬品が現在扱っている富士フイルム富山化学の医療用医薬品の10製品の販売も担うことになる。
富士フイルム富山化学は、がん、中枢神経、感染症領域で、新規の放射性診断薬・治療薬の開発、製造販売を行う。また、診断薬ほか、富士フイルムが持つ体外診断機器・試薬なども活用し、診断から治療のトータルソリューション展開に取り組むとしている。