ファイザー株式会社 代表取締役社長 原田 明久 氏
公開日時 2018/02/28 00:00
新薬創出加算見直しで「パイプラインを再評価」事業環境「大変厳しい」スペシャリティ領域の新薬で成長回復目指すファイザー日本法人の代表取締役社長に2017年12月1日に就任した原田明久氏は、日本市場が停滞期に入り、18年度薬価制度抜本改革が実施される悪条件の中での船出となった。事業環境は「大変厳しくなる」と自覚するとおり、売上高5000億円を割り込んだ業績の回復を目指す一方で、課題は多い。米国本社の対日投資姿勢を気にかけつつ▽コスト抑制▽業界最多規模のMR体制とその中での生産性の向上▽地域医療体制の変革に伴うエリアマーケティングの推進▽がんなどのスペシャリティ領域にシフトしたポートフォリオと低成長下の医薬品市場に合わせた事業体制の構築。そのかじ取りが求められる。そこで編集部は、原田新社長にインタ...