第一三共 中山 讓治 社長
公開日時 2015/03/31 00:00
医療者、患者からもっと評価される企業を目指すMRは現状に満足せず、もっと上を!日本の医薬品マーケットは大きな転換期に差しかかった。ジェネリック(GE)品の急激な市場浸透に伴い、長期収載品の収益は減少傾向にある。さらに2025年をピークとする高齢化の進展に伴い、医療システムそのものの改革も避けられない状況だ。製薬ビジネスも新たな局面に差し掛かっているといっても過言ではない。新しい時代に求められる製薬企業経営の方針や視点について第一三共の中山讓治社長に話をうかがった。(インタビュアー・Monthlyミクス編集長沼田佳之)写真:坂本文明―2015年3月期業績の見込みについてお聞かせください。中山社長:東証で発表した通り、連結ベースで売上高9000億円、営業利益1000億円、当期利益650億円を見込...