部門強化の流れは時代の趨勢かミクス編集部では、製薬各社のメディカル部門の整備状況、人員の変動を調査した。回答を寄せた企業で最も多かったのは、中外製薬で300人、次いで小野薬品の90人。昨年と比較してMeijiseikaファルマが大幅に増員するなど、コロナ禍においてもメディカル部門の人員は増加傾向といえそうだ。メディカル職に求められるバックグラントとしては、「薬剤師免許」「論文読解能力」「学術などの経験者」が前回と変わらずトップ３にランクされている。（富井和司）「増員」「減員」「横ばい」ほぼ均等に分かれるメディカル部門に関する質問への回答を寄せてくれた企業のうち人員を配置しているのは20社で、約半数が未回答・非公表だった。表は回答企業のメディカル部員数の多い順に並べたが、前年調査と比較できる企...