マルホ LINEアカウント開設 医療従事者にがん性皮膚潰瘍ケアの情報提供開始
公開日時 2020/10/21 04:48
マルホは10月19日、LINE上に公式アカウントを開設し、「がん性皮膚潰瘍ケア」に携わる医療従事者向けの情報提供を開始したことを発表した。
新型コロナウイルス感染症の影響によって、医療従事者の情報チャネルに対する考え方が大きく変わり、デジタルツールを活用した情報提供のニーズがより高まっている。マルホは、コロナ禍において対面での情報提供が制限されるなかにあっても、医療従事者が必要とする情報を届けるため、LINE 公式アカウント「がん性皮膚潰瘍ケア」を開設した。
がん性皮膚潰瘍は、皮膚に浸潤や転移・再発したがんが体表面に現れ、表面から深部までの組織が欠損する潰瘍化した状態となる。転移性がんの 5~10%で発生し、特に乳がんおよび頭頸部がんにおける発生率が高いと報告されている。
潰瘍面からの独特の不快な臭いであるがん性皮膚潰瘍臭が、患者や家族の QOLの低下を招き、積極的な治療・ケアが求められている。
マルホは国内で唯一、「がん性皮膚潰瘍部位の殺菌・臭気の軽減」に適応をもつロゼックスゲル0.75%(一般名:メトロニダゾール)を製造販売し、医療従事者向けウエブサイト「がん性皮膚潰瘍ケアチャンネル(https://www.maruho.co.jp/medical/ganseihifukaiyou/)」を通じ、医療従事者に情報提供を行っている。今回のLINE公式アカウント「がん性皮膚潰瘍ケア」の開設によって、LINEの特徴である通知機能利用し、よりタイムリーな情報提供が可能となる。
マルホは皮膚科学領域に特化しており、「がん性皮膚潰瘍ケア」LINE 公式アカウントを通じ、がん患者や家族に、より一層貢献できるよう取り組んでいく。