日医工 ハーセプチンBSの開発中止 アバスチンBSに経営資源優先へ
公開日時 2020/01/21 04:50
日医工は1月17日、ハーセプチンのバイオシミラー(バイオ後続品)の開発を中止し、開発データを共同開発パートナーのAprogen Inc.(韓国)に譲渡すると発表した。
同社では、「フェーズ1試験終了時点で、今後の市場環境等を精査、検討した結果」と説明。今後は、Aprogen社が承認に向けた開発を進める。
同社では、2020年9月の申請を目指し、アバスチンのバイオシミラーの開発を進めている。同剤について同社は、スペインのマブサイエンス社と国内独占販売契約を合意しており、早期市場参入に向けて経営資源を優先していく考え。