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EMA アムステルダムの新ビル定礎式実施

公開日時 2018/06/05 03:50

欧州医薬品庁(EMA)は5月28日、アムステルダム市Zuidas地区に新築する本部ビルの定礎式を実施した。この定礎式は、英国のEU離脱(Brexit)に伴い、EMA本部がロンドンからの移転先となるアムステルダムにビルを新築することが決まったことを受けたもの。

定礎式には、オランダ政府、アムステルダム市、中央政府(オランダ)不動産庁(CGREA)および担当建築会社から代表者が出席し、祝辞のスピーチを行った。EMAのGuido Rasi理事長は、オランダ政府らに謝辞を述べるとともに直ちにEMA移転準備作業に入る意向を示した。また、Rasi理事長、オランダ政府保健福祉運動省(MHWS)のGea van Craaikamp副長官らとともに建築場所の礎石を据える掘削した穴に新ビル建築の成功を祈り、定礎式記念のタイムカプセルを埋めた。

ビルの竣工は2019年11月を予定している。新ビルの建築は、オランダ政府がEMAから受託し、CGREAと建築会社によるコンソーシウムが請け負う。同ビルの新築は、EMA移転作業における一連の流れの重要案件であり、フルスピードで進めなければならないことになっている。しかし、今年2月28日、ポルトガルのリスボンで開催されたEMA理事会で新ビルの完成が11月であることが報告され、Brexitの日である2019年3月29日までには間に合わず、2019年1月には既存のビルに仮入居することを決めた。仮入居後、3月29日までに全職員をアムステルダムに移動させ、EMAの通常業務に支障のないように準備する計画だ。結局、2度の引っ越しを余儀なくされるわけだが、EMAとしては、余計なリソースと時間を使うだけに、Rasi理事長は、同日の理事会後に発表した声明で職員らに2度の引っ越しへの理解を求めた。

 

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