アステラス製薬 10月1日付でファーマブレークスルー部を社長直轄に
公開日時 2014/08/28 03:50
アステラス製薬は8月27日、10月1日付の組織改訂、人事異動を発表した。▽ファーマブレークスルーグループを社長直轄のファーマブレークスルー部に改編、▽営業本部DIセンターを社長直轄部へと改編、▽ライセシング&アライアンス部を事業開発部に改称――する。
ファーマブレークスルー部は、2013年10月に製品戦略部の管轄下に「ファーマブレークスルーグループ」として新設。新薬ビジネスをコアに、医療機器やITなど異業種を含めた外部提携を推進し、新たなビジネス創出を行うことを目的に事業を進めてきた。すでに、免疫生物研究所(IBL)との共同研究として、遺伝子組み換えカイコを用いて作成したヒト型フィブリノゲンの医薬品への応用が進行中。同プロジェクトについては、性状に関する基礎検討が終了し、医薬品に向けた製造方法の検討が進められている。今後、新規案件の増大と具体化の進展が予測されることから、今回の組織改訂でグループから部に改変した。
DIセンターは社長直轄の組織とすることで、メディカルアフェアーズ部やファーマコビジランス部などメディカルとの連携のさらなる強化や、透明性の高い製品情報提供を実現する体制構築を目指すとしている。
人事異動は、以下の通り。(10月1日付)
岡村直樹・事業開発部長(ライセシング&アライアンス部長)
河畑茂樹・ファーマブレークスルー部長(製品戦略部)
佐藤直子・DIセンター長(営業本部DIセンター長)
桑原順一・営業本部関越支店長(営業本部埼玉支店長)
竹中克志・営業本部埼玉支店長(営業本部千葉支店)