経口抗凝固薬 抗Xa薬3剤、シェア30%ずつで接戦
公開日時 2018/12/28 00:00
リクシアナは2年間でシェア倍増、新患シェアはトップの42%ワルファリン(ビタミンK拮抗薬)の様々なアンメットニーズを解消した抗凝固薬として、2011年から4剤が上市された直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)。この数年は適応追加の承認が一段落し、関心はリアルワールドにおける有効性、安全性に移っている。そこでいつも通り、調剤レセプトから実際の処方動向を把握・分析する医療情報総合研究所(JMIRI、読み:ジェイミリ)のデータから、“DOACのリアル”をのぞいてみる。JMIRIデータでは、経口抗凝固薬の処方患者数はこの2年間で5%ほど増加している。その中でクラス別の処方患者数シェアは、リバーロキサバン(製品名:イグザレルト)、アピキサバン(エリキュース)、エドキサバン(リクシアナ)で構成する抗Xa薬が...