第一三共エスファ 代表取締役社長 義若 博人 氏
公開日時 2018/11/30 00:00
オンコロジー領域での成功が将来に向けた力薬価ベースで売上高1000億円目指す「我々の営業のゴールは、医療機関・保険薬局の採用口座の獲得で、それが営業の根幹だ」-。第一三共エスファの義若博人代表取締役社長はこう語る。先発系ジェネリックメーカーとして、オーソライズドジェネリック(AG)戦略を貫く同社が歩むのは、独自路線だ。先発品を尊重する営業スタイルが先発メーカーからの信頼を勝ち取り、競合品のAGを同時に扱う体制を可能にした。抗がん剤・イレッサのAGを皮切りにオンコロジー領域に参入する。経済的価値を含めた医療貢献を最も果たせる領域と話し、「オンコロジー領域での成功が将来に向けた大きな力になる」と力を込める。その先には、売上高1000億円(薬価ベース)を達成する企業への成長を見据えている。(望月英...