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アプシェ オンコロジー領域の実力試験を実施 試験後に専門医による研修も 製薬企業向けの新サービス

公開日時 2017/08/29 03:50

ACメディカルのアプシェ事業本部は8月28日、製薬企業を対象に、オンコロジー領域の基礎と臨床応用の知識を問う実力試験と、試験後の研修を組み合わせた新サービスを始めると発表した。オンコロジー領域の新薬が数多く上市され、同領域の研修に対する需要が高まる一方で、研修内容をどうすべきかなどの問い合わせもあるという。そこで、専門医がMRなど製薬企業の担当者に身に着けて欲しい知識を選定した試験で実力を測定。それに加えて、試験結果を踏まえ、試験問題を作成した専門医師や薬剤師を講師に研修を行う。試験だけでなく研修も実施することで、企業が抱える人材育成上の課題の解決までを支援するサービスにしたい考え。

サービス名は「オンコロジーリエゾンサービス」。MRを中心に、MSLや教育研修担当者などを想定しているが対象職種は限定していない。その中で試験については、当面年1回を行う予定。第1回は9月に同社のホームページで募集開始し、11月~12月ごろに実施する。基礎知識50問と、臨床で実際の治療に必要な知識60問からなる。具体的には肺、胃、大腸、乳、婦人科、血液の6領域各10問からなる。

試験実施後は、問題作成した専門医と試験に参加した製薬企業との間での人材育成の観点での意見交換や研修の場を設ける。アプシェは、いくつかの研修コースを設け、そこに希望者が参加する形を考えているという。

同社は、このサービスを通じ「業界全体でオンコロジー領域に携わる人材の育成をサポートし、医療・患者様への貢献を図っていきたい」としている。サービス価格は開示していない。なお、同社所属のコントラクトMRも参加でき、スキルやキャリアを支援するとしている。

試験作成に携わった編集委員(医師、薬剤師)は次のとおり(50音順、開示承諾者)。

▽田村和夫氏(福岡大学病院総合医学研究センター:編集委員長)▽緒方憲太郎氏(福岡大学病院薬剤部) ▽清田尚臣氏(神戸大学医学部付属病院腫瘍センター)▽田村研治氏(国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科) ▽内藤立暁氏(静岡がんセンター呼吸器内科) ▽中村健一氏(国立がん研究センター中央病院 臨床研究支援部門) ▽永田靖氏(広島大学病院放射線治療科)▽服部政治氏(がん研有明病院がん疼痛治療科)▽向原徹氏(国立がん研究センター東病院 乳腺・腫瘍内科)▽薬師神芳洋氏(愛媛大学医学部附属病院 腫瘍センター) ▽横山雅大氏(がん研有明病院血液腫瘍科)
 
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