後期開発品 血液がん48品目、肺がん38品目、乳がん21品目 がん以外ではIBD14品目と多く
23年1月版 疾患別リスト
公開日時 2023/01/01 00:01
ミクス編集部が製薬企業71社(内資系企業47社、外資系企業24社)の国内フェーズ2以降の開発品を調査した「新薬パイプラインリスト2023年1月版疾患別」によると、P2以降の国内開発プロジェクト数(以下、品目数)は787品目に上った。疾患別リストは、共同開発品は1品目としてカウントしたもの。P3以降の後期開発品は519品目、うち申請中は79品目だった。後期開発品数を疾患領域別に見ると、がん領域が196品目と突出して多く、がん種別では血液がん(48品目)、肺がん(38品目)、乳がん(21品目)、前立腺がん(14品目)の順に多かった。がん領域に次いで後期開発品が多いのは炎症・免疫系疾患の62品目、精神・神経系疾患の56品目――だった。炎症・免疫系疾患では2割強を炎症性腸疾患(IBD、14品目)が占...