地域包括ケア胎動 動き始めた多職種連携
公開日時 2016/10/31 00:00
サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児課題は訪問看護師不足薬剤師存在感の希薄さ厚労省は在宅医療・介護の連携推進で一定の成果があがったとし、介護保険法の中で地域支援事業を制度化、市区町村が主体となり郡市区医師会と連携し、一層の推進を図る姿勢だ。地域包括ケアは予防・介護も含め老健局主導で、在宅調剤は医療保険ではなく、介護保険適用が主流となる。しかし首都圏・関西圏で概観した地域連携進展には濃淡があり、総じて訪問看護師不足と存在感の希薄な薬剤師が問題だ。2025年に向け医療・介護市場はさらに30兆円に拡大、増える参入プレーヤーの質が問われる。諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏は、地域包括ケア研究所を設立、地域の元気がまず必要と訴える。介護時々医療の世界の13プレーヤーに取材し課題を概観した。訪問診...