【レベル15】MR試験直前企画 合否を決める問題はコレだ!③
公開日時 2010/11/29 04:00
こんにちは。
エルゼビア・ジャパン 教育部です。
MR試験まで、あと2週間。直前研修などに入る方もいると思いますが、試験対策の時間は取れていますか?
日ごろのMR活動で忙しいとは思いますが、どんなにわずかな時間でも良いので、最後の仕上げに取り掛かっていきましょう。デキるMRは、時間の使い方も上手いですからね。
直前になると、勉強方法が云々というよりは根性論の方が強くなってくるかもしれません。気合いだ! 気合いだ! 気合いだ~!!
今回のテーマは、
「【レベル15】 MR試験直前企画 合否を決める問題はコレだ!③」です。
今回も引き続き、今年弊社で実施した模擬試験の中から、選りすぐりの問題をピックアップしていきます。
それでは、早速出題します。
<疾病と治療>
問 トラコーマとは、( )の感染による結膜炎である。(⇒テキスト P258)
1 ライノウイルス
2 アデノウイルス
3 クラミジア
<薬理学>
問 精神的依存と身体的依存の両者を形成する薬物はどれか。(⇒テキスト P62)
1 バルビツール酸系睡眠薬
2 コカイン
3 大麻
<薬剤学>
問 Child-Pugh分類が用いられるのはどれか。(⇒テキスト P120)
1 小児用量の算定
2 腎障害での投与量の算定
3 肝障害重症度の評価
<医薬概論>
問 国民医療費について、正しいのはどれか。(⇒テキスト P121)
a 最近では、保険料負担が減少する分、公費および自己負担で分担している。
b 老人医療費受給対象者が総医療費の4割以上を使っている(平成18年度)。
c 最近では老人医療費の増加率が国民医療費の増加率を上回っている。
1(a,b) 2(a,c) 3(b,c)
<PMS>
問 GPSPの実施体制として、製造販売業者等に求められているのはどれか。(⇒テキスト P202)
1 製造販売後調査等管理責任者の設置
2 安全管理責任者の設置
3 品質保証責任者の設置
<添付文書>
問 「製剤の性状」の項に記載するのはどれか。(⇒テキスト P231)
a 識別コード
b 浸透圧比
c 血中濃度
1(a,b) 2(a,c) 3(b,c)
いかがでしたか?
今回の正解は、
疾病と治療⇒3
薬理学⇒1
薬剤学⇒3
医薬概論⇒2
PMS⇒1
添付文書⇒1
です。
薬剤学では、childという言葉に引っかかって1を選んだ人も多かったようです。Child-Pugh分類は、肝機能に影響を与えやすい薬剤の用量に関する重要な用語です。皆さんが日ごろ宣伝している製品のなかで、肝障害のある患者さんに禁忌のものや、用量調節が必要なものがあったら、添付文書・インタビューフォームなどを読んでみてください。Child-Pugh分類という用語が記載されているかもしれません。
それでは、また次回!!