米ジョンソン・エンド・ジョンソンの医療用医薬品日本法人ヤンセンファーマ
は７月15日、同社初の採用となる専任MR制を血液内科領域で年内に発足させる
と発表した。初期人員は30人程度の見通し。

同領域で販売中の製品はイトリゾールカプセル（内臓真菌症）とロイスタチン
注（血液がん）の２品目のみだが、近くイトリゾールの剤型追加（注射剤、内
用液剤）の承認取得に続き、ボルテゾミブ（多発性骨髄腫、海外販売名：ベル
ケード）注射剤の申請を予定している。

組織変更（８月１日付）
１　営業戦略第３部の新設
○イトリゾールの完全自販体制準備と領域別製品戦略強化のため、営業戦略第
１部を分割し、血液内科品目を管掌する営業戦略第３部を新設する。
２　支店の増設
○地域密着型の営業活動強化、支店長の指導体制強化のため、支店を分割、増
設する。これに伴い、立川、埼玉、千葉、神戸、京都の各オフィスを発展的に
解消する。（営業体制は従来の12支店96課から15支店113課体制へ拡大する）。
―東京第１支店を分割・再編し、新たに多摩・山梨エリアを管轄する東京第２
支店を開設。
―旧東京第２支店を分割・再編し、埼玉支店、千葉支店を開設。
―大阪第２支店を分割・再編し、京都支店、神戸支店を開設。
―大阪第２支店の廃止に伴い、大阪第１支店を大阪支店に改称。