厚労省・統計 悪性新生物で死亡32万315人
公開日時 2005/06/01 23:00
厚生労働省が6月1日まとめた「04年人口動態統計月報年計(概数)」による
と、1年間に死亡した102万8708人を死因別にみると、悪性新生物が32万315人
で全体の31.1%を占め、最も多かった。1981年に死因順位が1位になり一貫し
て上昇を続けている。2位は心疾患(15万9490人、15.5%)、3位は脳血管疾
患(12万9009人、12.5%)で、脳血管疾患による死者は前年(13万2067人)か
ら減少した。
一方、合計特殊出生率は1.29で、数字上は前年と同じ。都道府県別に合計特殊
出生率が高いのは沖縄(1.72)、宮崎(1.52)、福島(1.51)など。低いのは
東京(1.01)、京都(1.14)、奈良(1.16)などだった。