日本リリー 12年度売上高は10.2%増 ジプレキサ、フォルテオなど主力品が後押し
公開日時 2013/03/14 04:00
日本イーライリリーは3月13日、12年度売上高は10.2%増の1757億4000万円(決算ベース)だったと発表した。主力品の伸長が後押しした。
主力品の売上高(薬価ベース)は、抗がん剤アリムタは市場拡大再算定で3%減となったものの、最主力品の抗精神病薬ジプレキサは8%増、骨粗鬆症治療薬フォルテオは129%増の282億円に達し、売上増につながった。AD/HD治療薬ストラテラは、成人期適応を取得したこともあって47%増となった。
主な製品の売上は次のとおり(薬価ベース)
製品名 売上高 前年度比
ジプレキサ 549億円 8%
アリムタ 358億円 -3%
フォルテオ 282億円 129%
エビスタ 193億円 -11%(中外製薬の決算ベース売上と合算)
インスリン 174億円 0%
サインバルタ136億円 32%(リリー単独売上)
ジェムザール132億円 -34%
ヒューマトロープ103億円-5%
ストラテラ 62億円 47%
バイエッタ 22億円 152%