大塚製薬 サムスカの7.5mg錠承認 既存容量の半分 減量投与しやすく
公開日時 2013/02/13 04:00
大塚製薬は2月8日、心不全における体液貯留の治療に用いるサムスカ錠(一般名:トルバプタン)の7.5mg製剤の承認を取得したと発表した。既存の製剤は15mgだが、半分にすることで減量投与しやすくなる。薬価基準収載後に販売する。
同剤は通常の用法では1日15mgが処方される。しかし、血清ナトリウム濃度が著しく低下している場合など一部患者には7.5mgからの開始が推奨されている。ただし、この場合15mg錠を分割して投与しなければならないことから、分割しないで投与できる7.5mg製剤が求められていたという。承認は4日付。