MR#1コンテスト 2015 (2/2)
公開日時 2015/12/28 00:00
ロールプレイ(制限時間5分)
課題1 「門前調剤薬局からの薬薬連携協力依頼」
相手 大型門前薬局の薬局長
MR 松下さん
薬剤師の「連携を実のあるものにしたい」との思いに、特に服薬指導に時間がかかり、実効性に課題がある吸入薬に焦点を当て、院内外の薬剤師、医師の勉強会に、患者に近い受付スタッフやケースワーカーを加えることを提案した。
課題2 「『使用上の注意の改訂』時の情報提供だけでなく、改訂前のリアルな情報が欲しいという薬剤部長の協力依頼への対応」
相手 病院薬剤部長
MR 髙尾さん
類似症例を調べてフィードバックすると共に「予後についてもしっかり先生とディスカッションさせていただきたい」と応じた。
課題3 「訪問看護師から多剤併用解消についての相談」
相手 在宅医療に力を入れているクリニック訪問時、看護師からの質問
MR 内藤さん
ある薬剤の処方後、患者の様子がおかしく副作用を疑っているが、処方医が医師会長で言いづらいという看護師の悩みに、訪問薬剤師の情報を得ながら事実確認をして、処方医に情報提供すると約束し、MRの存在感を見せた。
課題4 「競合品が多い新薬の発売時における自社製品中心の情報提供による採用依頼に対する医師の不満への対応」
相手 アポイント制を敷いている病院の専門医
MR 淡路さん
淡路さんは、医師の治療方針、治療の中で重視することを聞き出し、副作用の不安が強いことが分かると、安全に使える患者像を提示しつつ、不安の払拭に努めた。
課題5 「採用後半年で急速に伸長した自社製品Cの安全性(特に近隣医師の評判など)に関する医師の質問への対応」
相手 クリニック院長
MR 濱田さん
高齢患者が多く脱水が目立つとの医師の指摘に、副作用報告を促すとともに、予防策として利尿剤の有無のチェックを求めたほか、避けるべき食物などをリストアップし、患者指導せんとともに提供したいとまとめた。
プレゼンテーション(制限時間:5分)
テーマ「地域医療への貢献」
「For The Patient」(濱田さん)
「高齢者の転倒を減らす」(内藤さん)
「薬薬連携がつなぐ人と情報」(高尾さん)
「大学発の地域医療への貢献」(松下さん)
「栃木県:乾癬患者さんのために」(淡路さん)
ディスカッション(司会:編集部・沼田、望月)
◦MR不要論について
◦MR数はどの程度減るか
◦将来のキャリアについて
など