MR統計入門 第21回 調査データの平均値や中央値だけでは母集団の傾向は語れない
公開日時 2015/11/18 05:00
統計分析研究所株式会社アイスタット代表取締役社長ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授(理学博士)菅民郎MRの志賀裕さんは、営業所長の指示により、配属された新人MRに医療統計についての基本的な研修を行うことになりました。いつも教えを求めている統計の専門家・菅民郎先生にカリキュラムやポイントを教えてもらい、自社品で新規の解熱剤Yと従来薬Xによる体温変化のデータを用いて新人研修を開始。これまでに医療統計の重要性から、n数、母集団、平均値と中央値、標準偏差を取り上げました。今回から最終回までの計4回で、調査データ結果から母集団の傾向を語るためのポイントを学びます。 CASE.5-4基礎のなかの基礎間違えたら信頼失う“統計知識” 志賀:よし、今...