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イーライ・リリー 12年通期業績 ジプレキサの特許切れなど影響し減収減益

公開日時 2013/02/07 04:00

イーライ・リリーはこのほど2012年通期業績が売上高226億340万ドル(前年比7%減)、営業利益47億3420万ドル(同14%減)、純利益40億8860万ドル(同6%減)の減収減益になったと発表した。減収は昨年まで同社のトップ商品だった抗精神病薬/双極性障害治療薬・ジプレキサが、日本を除く主要国で特許切れとなり、前年比6割を超える減収となった影響。ただし、他製品の伸長もあり、減収幅はジプレキサの売上喪失分よりは小さく抑えられた形だ。


◎サインバルタは前期比20%増、ジプレキサは63%減


製品別の売上高では、ジプレキサに代わってトップ商品となったセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SSRI)・サインバルタが前年比20%増の49億9410万ドル、その他は代謝拮抗性抗がん剤・アリムタ25億9430万ドル(同5%増)、インスリン製剤・ヒューマログ23億9550万ドル(同1%増)、勃起不全(ED)治療薬・シアリス19億2680万ドル(同3%増)、ジプレキサ17億140万ドル(同63%減)、インスリン製剤・ヒューマリン12億3910万ドル(同1%減)、骨粗鬆症治療薬・フォルテオ11億5100万ドル(同21%増)、骨粗鬆症治療薬・エビスタ10億1010万ドル(同5%減)、注意欠陥/多動性障害治療薬(選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害薬:SNRI)・ストラテラ6億2140万ドル(同0.2%増)、抗血小板薬・エフィエント4億5720万ドル(同51%増)。


このうちフォルテオについては2012年通期で初めてブロックバスター入りを果たした。なお、動物薬事業は20億3650万ドル(同21%増)。


医療用医薬品の地域別売上高はアメリカ106億5000万ドル(同8%減)、ヨーロッパ39億2090万ドル(同22%減)、日本21億9490万ドル(同7%増)、その他の地域31億6810万ドル(同5%減)。

 

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