JT 抗HIV薬の配合錠を国内承認申請 1日1回1錠
公開日時 2012/12/07 04:01
日本たばこ産業(JT)は12月6日、新規抗HIV薬「JTK-303を含む配合錠」について日本で承認申請したと発表した。
JTK-303(一般名:エルビテグラビル)はJTが創製したインテグラーゼ阻害薬。それに核酸系逆転写酵素阻害薬のエムトリバカプセル200mg(一般名:エムトリシタビン)とビリアード錠300mg(一般名:テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩)の有効成分に、JTK-303の血中濃度を上昇させる働きを持つコビシスタット(一般名)の4剤による配合錠となる。1日1回1錠の投与で有効性を示すため、患者の服薬利便性の向上や長期的な服薬遵守の促進が期待できるとしている。
承認、薬価収載された後はグループの鳥居薬品が販売する。なお、JTK-303の単剤は申請準備中。