GSKと第一三共の合弁「ジャパンワクチン」事業開始
公開日時 2012/07/03 04:01
日本国内でワクチン事業を展開するグラクソ・スミスクライン(GSK)と第一三共の合弁会社「ジャパンワクチン」が7月2日に事業を開始した。両親会社が保有する子宮頸がんやインフルエンザなど感染症予防ワクチン製品に関する開発権、販売権を継承し、臨床開発、マーケティング、営業活動を行う。
主な取り扱い製品は、サーバリックス(子宮頸がん)、ロタリックス(ロタ胃腸炎)、インフルエンザHAワクチン「北里第一三共」、おたふくかぜ生ワクチン「北里第一三共」、沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン「北里第一三共」、はしか風しん混合生ワクチン「北里第一三共」。
新会社の代表取締役会長兼共同CEOがGSKの石切山俊博氏、代表取締役社長兼共同CEOが第一三共の長野明氏。社員は約220人。資本金は1億円で、GSKと第一三共が折半。本社は東京都千代田区四番町6 東急番町ビル10階。